ドルチェモア一強ムードの今年のニュージーランドT
NHKマイルの前哨戦として行われるニュージーランドT。注目は去年の朝日杯FSを制したドルチェモアだ。2022年の最優秀2歳牡馬に輝いた当馬を管理する須貝調教師は、早々にマイル路線を歩むことを宣言。5月に行われるNHKマイルのステップレースとしてこのレースを選択した。
他のメンバーを見ても、今年はドルチェモアの一強だ。次いで、素質馬ウンブライル、1勝クラスで強い勝ち方をしたエエヤンなどが人気を集めるだろうが、ドルチェモアは抜けた1番人気になるだろう。
「2歳王者がどれだけ強い勝ち方をするのか?それとも牙城を崩す馬が出てくるのか?」という部分に注目が集まる。
牝馬は買いづらいレース
今年のニュージーランドTは、例年以上に牝馬の数が多い。2022年には2頭、2021年には3頭のみの出走だったが、今年は7頭の牝馬が登録している。
しかし、このレースに関しては牝馬の苦戦が目立つ。過去10年で馬券に絡んだ30頭のうち、牝馬はわずか4頭しかいない。人気をしそうな馬の中ではウンブライルが牝馬。この馬にとっては多少買いづらいデータが残っている。
狙うは関西馬
2011年を除いて、常に関東の競馬場で行われてきたニュージーランドT。しかし、関東馬よりも関西馬のほうが圧倒的に成績がいい。
過去10年の関東・関西による成績は以下の通りとなっている。
・関東馬【2・5・5・81】
・関西馬【8・5・5・40】
出走頭数は圧倒的に関東馬が多いにも関わらず、過去10年では関東馬が2勝、関西馬が8勝と大きく水をあけられている。
過去20年まで広げてみるとさらに大きな差がついている。
・関東馬【5・6・9・156】
・関西馬【15・14・11・92】
人気の中心であるドルチェモアは関西馬。ドルチェモアに次ぐ人気を集めそうなウンブライルとエエヤンが関東馬。このデータを見ると、今年はドルチェモアの独壇場になることも想像できる。
前走東京競馬場を走った馬の成績が良くない
コースの性質が大きく異なるからか、前走東京競馬場を走った馬の成績が非常に悪い。過去10年で前走東京競馬場を走った馬は19頭いるが、【0・1・1・17】とたった2頭しか馬券に絡めていない。
今年の登録馬の中で、前走東京競馬場を走った馬は以下の5頭。
・ウンブライル
・オマツリオトコ
・サンライズジーク
・ミシシッピテソーロ
・モリアーナ
上位人気になりそうなウンブライルに関しては、『牝馬×関東馬×前走東京コース』と、良くないデータに3つも当てはまってしまう。データを信じるのなら、このレースではウンブライルは避けたほうがいいだろう。
G2 ニュージーランドトロフィーの勝負買い目はこれだ
【買い目】
3連単マルチ軸1頭相手5頭
軸
⑧ドルチェモア
相手
③ロードディフィート
④サンライズジーク
⑤エエヤン
⑨オマツリオトコ
⑬メイクアスナッチ
各100円 合計6,000円
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