第73回安田記念(G1)2023年6月4日 東京競馬場 芝1600m
昨年は確固たる人気馬もおらず、混戦模様となりました。その中で4番人気のソングラインが強烈な末脚で差し切っています。
今年はヴィクトリアマイルを制して連覇を狙うソングラインの他に、昨年2着で前哨戦も快勝したシュネルマイスター、マイル女王のソダシ、マイルCS覇者のセリフォス、大阪杯を制したジャックドールと好メンバーが揃っています。
それでは安田記念の特徴と予想をみていきましょう。
4歳馬と5歳馬が中心で差し馬の切れが怖い
安田記念の過去10年を見ると、4歳馬が【5,2,2,26】と勝率14.3%、複勝率25.7%と好成績を残しています。これに次ぐのが5歳馬で【3.5.3.38】と勝率6.1%、複勝率22.4%となっています。
3歳馬はやや苦戦気味ですが、昨年は5番人気のセリフォスが4着、一昨年は4番人気のシュネルマイスターが3着と、前評判の高い馬なら馬券圏内に入る可能性もありそうです。
脚質別でみると、逃げ馬が【1.2.0.7】で勝率10%、複勝率30%。先行馬が【1.2.1.31】で勝率2.9%、複勝率11.4%。差し馬が【6.3.6.51】で勝率9.1%、複勝率22.7%。追い込み馬が【2.3.3.41】で勝率4.1%、複勝率16.3%。
切れ味鋭い差し馬の好走が目立っています。
安田記念の予想印と該当馬の特徴
◎セリフォス
〇ソングライン
▲シュネルマイスター
△ソダシ
☆ジャックドール
◎セリフォス 牡4 58キロ D・レーン
前走ドバイターフ5着 父ダイワメジャー
本命はセリフォスです。昨年はNHKマイルCから安田記念4着と好走しており、秋はマイルCSを制しました。前走のドバイターフも見せ場十分のレース内容です。
昨秋の富士Sでは安田記念よりも速い上がりとタイムで完勝しているので、今回は昨年以上の内容を期待できそうです。
追切はCWで83.8-11.5秒と海外疲れも全くなく、迫力ある動きを披露しています。
〇ソングライン 牝5 56キロ 戸崎圭太
前走ヴィクトリアM1着 父キズナ
対抗はソングラインです。昨年は直線一気の豪脚で先行馬を差し切る強いレースでした。今年はサウジアラビアで惨敗後、前走のヴィクトリアMでソダシを差し切り、府中マイルに高い適性を見せています。
疲れが心配ですが、昨年もヴィクトリアマイルから安田記念を制しており、問題はなさそうです。
追切はDWで84.7-11.3秒とシャープな動きを見せており、反動もなく順調な仕上がりを見せています。
▲シュネルマイスター 牡5 58キロ C・ルメール
前走マイラーズC1着 父Kingman
一昨年3着で昨年はクビ差の2着と成績を上げてきており、今年にかける陣営の期待は大きなものといえます。前走は後方から折り合いをつけて直線差し切り、最高の前哨戦を制しています。
追切はDWで83.6-11.4秒と軽快な動きを見せて好調キープしています。
△ソダシ 牝5 56キロ 川田将雅
前走ヴィクトリアM2着 父クロフネ
マイルに強い白毛の女王で、前走のヴィクトリアマイルでも番手からしぶとく粘ってアタマ差の2着に粘りました。マイルなら牡馬にも通用するポテンシャルがあり、堅実な走りができるのは魅力といえるでしょう。
追切は坂路で55.1-12.2秒と前走の状態をキープしており、順調な仕上がりです。
☆ジャックドール 牡5 58キロ 武豊
前走大阪杯1着 父モーリス
前走の大阪杯は絶妙なペース配分で華麗に逃げ切り勝ちを収めました。マイルが初出走となるので、逃げるかどうかは相手関係次第となりそうです。父のモーリスは2015年の勝ち馬で、スタミナもあることから馬券圏内は十分可能でしょう。
追切はCWで83.8-11.2秒と切れのある動きを見せており、仕上がりは抜群といえます。
G1 安田記念の勝負買い目はこれだ
展開一つでガラッと変わりそうなので、BOX馬券がメインです。
馬連5頭BOXで計10点
3連複5頭BOXで計10点
3連単軸2頭マルチ
◎-〇から各印へ計18点
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