第71回中京記念(G3)2023年7月23日 中京競馬場芝1600m
小倉開催となった昨年は6番人気のベレヌスがスタートから主導権を握り、馬場を味方に付けて最後まで脚色衰えず逃げ切り勝ちを収めました。2着には10番人気のカテドラルが入り、馬連で万馬券の波乱を演出しています。
阪神開催となった2020年には18番人気が勝利し、3連単で300万円を超える高額配当が出ているほどです。今年も波乱を含みそうなメンバー構成になっており、穴馬も予想の対象として考えたほうが良さそうです。
それでは中京記念の特徴と予想をみていきましょう。
人気馬の信頼薄く、斤量はこだわらなくてOK
中京記念の過去10年を見てみると、人気別では1番人気が【2.0.3.5】と勝率20%、複勝率50%。2番人気は【0.1.0.9】で複勝率10%、3番人気は【1.0.2.7】で勝率10%、複勝率30%、4番人気は【0.0.2.8】で複勝率20%となっており、上位人気は軒並み成績が良くありません。
斤量では57キロが【3.2.2.15】で勝率13.6%、複勝率31.8%。55キロが【2.1.1.18】で勝率9.1%、複勝率18.2%。52キロが【1.2.1.10】で勝率7.1%、複勝率28.6%となっており、それほど斤量面で差はないように見えます。
中京芝1600mの過去1年間の種牡馬成績をみていきましょう。
ロードカナロアが【13.5.10.59】で勝率14.9%、複勝率32.2%と好成績。ディープインパクトが【9.4.4.48】で勝率13.8%、複勝率26.2%で続き、エピファネイアが【5.4.3.51】で勝率7.9%、複勝率19%。モーリスが【4.7.4.39】で勝率7.4%、複勝率27.8%となっています。
中京記念の予想印と該当馬の特徴
◎カイザーミノル
〇ルージュスティリア
▲セルバーグ
△ディヴィーナ
☆ミッキーブリランテ
◎カイザーミノル 7枠14番 牡7 横山典弘 56キロ
前走:パラダイスS 15着
父:ロードカナロア
母:ストライクルート
母父:Smart Strike
前走は休み明けも影響して動きがまだまだ重かったもよう。今年初戦となった同舞台の金杯では中団待機から直線34.5秒の末脚を見せて5着に入っています。当時よりも斤量が1キロ減になるのは魅力です。
追切では坂路で54.6-13.0秒と元気いっぱいの動きを見せました。
〇ルージュスティリア 8枠16番 牝4 川田将雅 53キロ
前走:ヴィクトリアマイル 10着 父:ディープインパクト
前走はG1の舞台で好位からレースを進めて見せ場を作っています。3走前の準OPでは番手から抜け出す強いレースで完勝し、舞台適正は十分あります。斤量も有利といえるでしょう。
追切ではCWで63.4-11.2秒と軽快なフットワークで好調キープしています。
▲セルバーグ 3枠6番 牡4 松山弘平 55キロ
前走:米子S 12着 父:エピファネイア
前走は人気を背負いながらも直線の不利を受けて12着と惨敗しました。スムーズならもっと上位に入っていたでしょう。4走前はこのコースで1:32:9という好タイムで勝利しており、55キロで巻き返しに注目です。
追切では坂路を54.0-12.3と力強い走りを見せています。
△ディヴィーナ 6枠11番 牝5 ミルコ・デムーロ 54キロ
前走:ヴィクトリアマイル 4着 父:モーリス
まったく人気のなかった前走は後方から33秒1という強烈な末脚でコンマ2秒差まで迫りました。今回は相手も楽になるので、前走からも期待が十分持てるでしょう。
追切は坂路で52.5-12.0秒と絶好の動きを見せました。
☆ミッキーブリランテ 8枠15番 牡7 和田竜二 57キロ
前走:安土城S 5着 父:ディーププリランテ
前走はハンデの影響もあったものの、直線は鋭い脚を見せていました。まだまだ元気いっぱいでここも穴馬として期待する価値はあります。
追切では坂路で53.5-12.6秒とまずまずの動きを見せています。
G3 中京記念の勝負買い目はこれだ
人気が割れそうなレースだけにBOX馬券が中心です。
・馬連BOX 計10点
・ワイドBOX 計10点
・3連複BOX 計10点
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