第69回産経賞オールカマー(G2)2023年9月24日 中山競馬場芝2200m
昨年は1番人気の三冠牝馬デアリングタクトが伸びず、2番人気のソーヴァリアントが競争中止で波乱となっており、結局内枠の3頭で決着しています。直線で内を付いたジェラルディーナが抜け出して快勝しました。
今年は連覇を狙うジェラルディーナ、G1を3勝しているタイトルホルダー、上昇馬のローシャムパークと面白い一戦となりそうです。
それではオールカマーの予想と見解をみていきましょう。
前走G1組と4歳勢が好調
オールカマーの過去10年を見ると、前走G1出走馬(国内)が【5.4.2.21】で勝率15.6%、複勝率34.3%と優秀な成績を収めています。
また、牝馬も活躍しており、【5.4.1.12】で勝率22.7%、複勝率41%と馬券圏内には入れておきたいところです。
世代別では4歳馬が【4.5.2.13】で勝率16.7%、複勝率45.8%となっています。5歳馬は【5.3.6.37】で勝率9.8%、複勝率27.5%で4歳馬が優勢といえます。
中山2200mはスタート前の坂を駆け上がり、外回りコースを大きく回って3コーナーから下りのスパイラルカーブで加速してしまいがちです。ここで脚を使い過ぎるとゴール前の急坂でパタッと止まってしまうタフなコースといえるでしょう。
オールカマーの予想印と該当馬の特徴
◎ガイアフォース
〇ジェラルディーナ
▲タイトルホルダー
△ノースブリッジ
◎ガイアフォース 牡4 西村淳也 57キロ
前走:安田記念 4着(3か月半ぶり) 父:キタサンブラック
前走の安田記念は中団から切れのある末脚でコンマ2秒差の4着まで食い込んでいます。マイルで真骨頂を見せたものの、昨年は同コースのセントライト記念を勝利しています。まだまだ伸びしろ十分なので、ここでさらに賞金を加算したいところでしょう。
追切では坂路で55.2-12.0秒とシャープな動きを見せており、休み明けでも力は十分出せそうです。
〇ジェラルディーナ 牝5 団野大成 56キロ
前走:宝塚記念 4着(3か月ぶり) 父:モーリス
昨年の覇者でもありながら、有馬記念でも3着とコース適正は問題ありません。前走の宝塚記念はスタートで遅れるも、まくって先頭に立つ勢いながらゴール前は伸びを欠いて4着でした。G2なら地力上位なので勝ち負けまで十分可能です。
追切ではCWコースで84.4-11.8秒と申し分ない動きといえます。
▲タイトルホルダー 牡5 横山和生 58キロ
前走:天皇賞春 競争中止(5か月ぶり) 父:ドゥラメンテ
実績では現役最強馬のイクイノックスに次ぐレベルといえます。前走はまさかの競争中止となりましたが、ここまでじっくりと立て直しを図り、好調キープしています。
今年の日経賞を圧勝したように、中山コースも問題ありません。
追切はDコースで88.5-11.5秒と実力を十分出せる仕上がりです。
△ノースブリッジ 牡5 岩田康誠 58キロ
前走:大阪杯 8着(5か月ぶり) 父:モーリス
前走は好位に付けるも逃げ馬のペースに上手くやられてしまいました。AJCCを勝利しており、コース適正も十分といえるでしょう。G1では見劣りしますが、このクラスなら勝ち負けまであり得ます。
追切はDコースで83.3-11.6秒と休み明けとは思えないほどパワフルな動きを見せています。
G2 産経賞オールカマーの勝負買い目はこれだ
買い目は◎を中心にします。
単勝・複勝…◎×1点
馬連BOX…計6点
3連単軸1頭流しマルチ…◎から各印へ計18点
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