当たらない悪徳・悪質競馬予想サイトの捏造や詐欺の実態とは?
優良な予想会社があれば悪質な予想会社も数多く存在します。
悪徳の競馬予想サイトの特徴として、よくあるパターンが存在しない住所を載せている場合が多くあります。存在しない住所を載せることで身元を誤魔化し会員から集めたお金を持ち逃げするということもめずらしくありません。
お気づきだと思いますが、競馬のことを全く知らない人ほど引っかかり易いです。前提として、ギャンブルに100%はなく、外れたり負けたりするのは原則自己責任になります。
競馬を知れば知るほど簡単に悪質競馬予想サイトを避けて通ることができ、また良質な会社を見分けるのにも力を発揮します。
まず、利用する前に知識をつけ競馬がどういう性質のものなのかを学んでおく事が大事です。
詐欺被害の種類や悪質サイトの例は?
巧妙な無料予想
会員に引き込むため実に様々な手法でつけこんできます。騙されないためには冷静さを失わずに対処することが重要になります。あなたの目で予想が公開されているかを確かめ実力を見極めて下さい。悪徳は営業メールなど押しが強いので流されないよう注意を払いましょう。
レース後の的中結果の捏造
架空の実績をでっちあげる事が殆どで、安易な信用は禁物です。
競馬はその性質上、予測困難なことが起きるギャンブルです。
そのため、どんなに優良な予想サイトでも一時的な損失は必ず出るものです。
毎週勝ち続けるような実績を謳うサイトは特に注意が必要です。
連戦連勝は理想ですが、それを常に実現できる人やサイトは現実的に存在しえないと認識すべきです。
的中結果の捏造疑惑に関しても警戒心を持つことが重要です。
不特定多数が投稿する口コミは、その真意が必ずしも明確ではありません。
口コミはあくまで個人の感想で、背後にある事情や真実性が伝わらないことも多いです。
確実な事実確認のために、LINEのやりとりログやメールの履歴などの証拠のキャプチャを取得することをおすすめします。
確かに信頼性のある予想サイトも多い中で、残念ながら捏造しているところも存在するのです。
利用する前に十分な情報収集と確認が必要です。
悪徳競馬予想会社の共通する特徴
- 無料情報にメールアドレス登録が必要
- 週末の開催が近づくにつれスパムのような大量メールを送りつける
- 登録した覚えのない複数の予想会社から突然メールが届く(個人情報の悪用)
- 関連会社なのかアダルトのスパムメールが届くようになる
- 的中結果の捏造
LINE登録サイトはサービス元に通報しやすいって本当?
LINEを利用したサイト登録が増える中、悪質なサイトからの被害を受けた場合、LINEの通報機能を活用してサービス元への報告が可能です。
特に、サイト登録後にマルウェアの配布や怪しいメールの受信が増えた場合、情報漏洩の可能性が考えられます。
以下では、このような悪質なサイトとの接触時の対処法と通報手順について詳しく解説します。
LINEサイトで通報機能を利用しよう
LNEには通報・ブロック機能がデフォルトで搭載されており、これを利用することで悪質なサイトの拡散を防ぐことができます。
通報すると、LINEの担当者へ情報が伝えられ、被害の拡大を防ぐ手助けとなります。この機能は簡単に使用できるため、悪質なサイトの減少に協力することが推奨されます。
①右上のハンバーガーボタン(アイコン)をタップします
②ブロック、またはその他をタップします。
※通報したい場合は先にその他をタップしましょう。
③通報をタップします。
④通報利用を選びます。
※メールなどが多い場合はスパム、それ以外の場合はその他を選択しましょう。
被害に遭ってしまった時の対処法
最も重要なのは、疑念を感じた時点でお金を支払わないことです。
既に被害に遭われた方もいるかと思いますが、今後の対応には十分な注意が必要です。
一度支払ってしまうと、返金を求める過程は労力がかかり、結果として返金されるかどうかも不確定です。
サイトの運営者に返金対応をしてもらう
まずは自らメールや電話を利用して返金を要求することが重要です。要求を拒否される可能性が高いですが、その意向を伝えること自体が意義があります。
特に悪徳サイトの運営者は、このような要求を受けると警察や弁護士の介入を警戒し、迅速な対応をすることがあるからです。
返金が即座には実現しなくても、メールの履歴や電話の録音は後の警察や弁護士への相談時に有益な情報となるため、これらの記録は適切に保存しておくことを推奨します。
消費者センターへの相談は有効?
消費者センターは競馬詐欺に関する相談を受け付けていますが、返金を実現する確率は低いとされています。
しかし、相談することで業者にプレッシャーをかける効果は期待できます。
具体的には、消費者センターは悪質な競馬情報業者の勧誘や詐欺的な手法に関する相談を多数受けており、その中での主な問題点は、詐欺的な勧誘方法、高額な情報料の請求、クレジットカード現金化の勧誘、業者との連絡の困難さなどが挙げられます。
消費者へのアドバイスとしては、過度なセールストークに惑わされない、借金をしてまでの支払いを避ける、返金の可能性を低く見積もる、自己の判断で馬券購入を行うなどがあります。
また、日本中央競馬会(JRA)や消費者庁、警察庁などの関連機関への情報提供や注意喚起の要望も行われています。最終的に、消費者センターでの解決が難しい場合は、弁護士や警察への相談を検討することが推奨されています。
警察に相談するのは有効?
警察に相談する場合は、競馬予想サイトとの過去のコミュニケーションやノミ行為の証拠など、可能な限りの証拠を揃えて提出しましょう。
ノミ行為のような明確な犯罪行為の証拠があれば、警察の対応は迅速となるでしょう。
ただし、提供する証拠の内容によっては、警察が即座に動くとは限りません。そのため、用意できる証拠を整理し、それを基に警察に相談することが適切です。
証拠が不十分な場合は弁護士を
競馬予想サイトからの返金対応が得られない、または警察が証拠不足で対応しない場合、弁護士の介入が効果的です。
犯罪行為を疑われる企業は、警察や弁護士の監視を極端に恐れるため、弁護士を通じた交渉は返金を実現する可能性が高まります。
特に、ネット詐欺に詳しい弁護士のサポートは、法的な問題解決の強力な後ろ盾となります。