今年も少頭数で開催されるきさらぎ賞
クラシックを目指す馬たちの登竜門として知られているきさらぎ賞。少頭数になりやすいレースで、ここ10年で出走頭数が最も多くて2021年と2022年の11頭となっている。今年も例に漏れず少頭数8頭で開催される。
人気の中心は前走1.4倍という支持で1勝クラスを勝利したフリームファクシ。次いで、国内に6頭しかいないディープインパクトラストクロップのオープンファイアなどが注目されている。
また、今年も京都競馬場改修に伴い、中京競馬場での開催となる。
キャリア2,3戦の馬が強い
過去10年のきさらぎ賞のキャリア別成績を見てみると、キャリア2,3戦の馬が好成績を挙げている。キャリア別の成績は以下の通りだ。
・1戦【1・1・0・13】
・2戦【4・3・1・12】
・3戦【3・4・5・10】
・4戦【1・2・2・8】
・5戦以上【1・0・2・17】
キャリア2,3戦の馬だけで、この10年で7頭が勝利し、2着にも7頭が入っている。今年はキャリア1戦の馬はいないが、4戦を超える馬は何頭か登録している。これらの馬たちには厳しいデータとなりそうだ。
ノーザンファーム生産馬に注目
このレースには、一つ特徴的なデータが残っている。それがノーザーファーム生産馬の成績だ。過去10年で【5・8・3・17】と、ノーザンファーム生産馬が得意としているレースなのだ。
これまでノーザンファーム生産馬33頭がきさらぎ賞を走り、その中で半数近い馬が馬券に絡んでいる。
今年登録しているメンバーのうち、該当するのは3頭。
・オープンファイア
・クールミラボー
・フリームファクシ
人気どころだとオープンファイアとフリームファクシは、このデータを見る限り逆らってはいけない相手だといえるだろう。
ディープインパクト産駒は過去10年で3勝
冒頭でも紹介した通り、このレースにはディープインパクトのラストクロップのオープンファイアが出走する。
過去10年でディープインパクト産駒は、このレースを3度勝利。さらに2着にも6頭が入るなど好成績を残している。メンバー唯一のディープインパクト産駒であるオープンファイアにとっては、いいデータが残っている。
絶好調のムルザバエフ
去年の11月から来日しているムルザバエフ。暮れのホープフルSで、14番人気デュラエレーデを勝利に導くなど絶好調だ。
11月の来日から現在まで、地方交流重賞を含め重賞に6度騎乗し、【2・1・2・1】と信頼度は高い。馬券圏外は、ジャパンCでの外国馬テュネスに騎乗したときのみ。デュラエレーデ以外にも、阪神Cで11番人気のラウダシオンを3着に持ってくるなど重賞での勝負強さが目を引く。
ムルザバエフには3月5日までの短期免許が交付されている。きさらぎ賞ではオープンファイアに騎乗。大きな舞台で強いジョッキーだからこそ、帰国するまで追い続けるのもありだろう。
G3 きさらぎ賞の勝負買い目はこれだ
【買い目】
三連単2頭軸マルチ相手3頭
軸
②フリームファクシ
⑦オープンファイア
相手
③クールミラボー
④レミージュ
⑧ノーブルライジング
各100円 合計1,800円
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