面白そうなメンバーが揃った今年の根岸S
フェブラリーSの前哨戦として位置づけられている根岸S。今年は好メンバーが揃った。単勝1倍台で結果を出し続けているレモンポップ。
そのレモンポップに昨年の武蔵野Sでハナ差勝ちを収めたギルデッドミラー。連覇を狙うテイエムサウスダンに、強力4歳勢のセキフウ、バトルクライ。
これに地方馬カジノフォンテンやダート初挑戦のホウオウアマゾンなども参戦してくる。
ただのG3とはいえな好メンバーが揃っている反面、それだけ予想は難しくなると考えていいだろう
逃げ先行勢が不利な東京ダート1400m
東京ダート1400mは、スタートしてから下り坂になっている。そのため、テンの時計が速くなりやすい。スタート後に激しい先行争いが見られたり、ハイペースになりやすいコースとして知られている。
この傾向は条件が上がれば上がるほど顕著になる。ペースが落ち着きやすい1勝クラス程度なら、まだ先行馬の台頭も珍しくはないのが、重賞レベルになるとペースが上がりやすいので前から競馬する馬はかなり厳しくなる。
実際にこの根岸Sを前目の競馬で勝利したのは、2016年のモーニンしかいない。狙うのなら前の馬ではなく、中団より後ろから競馬をするような馬だろう。
人気するであろうレモンポップは先行馬。この馬に関してはコースについては割引く必要がありそうだ。
関東馬の成績が極端に悪い
根岸Sは東京競馬場で行われるレースだが、関東馬の成績が極端に悪い。過去10年で【1・0・0・26】と、とにかく相性が悪い。唯一ノンコノユメが勝利しただけで、後は馬券に絡めないほど関西馬の独壇場となっている。
今年の人気どころではレモンポップとテイエムサウスダンが関東馬。レモンポップに関してはまたしても良くないデータが残ってしまっている。
ギルデッドミラー陣営の本気度
フェブラリーSの前哨戦と位置づけられるこのレース。中には、ここで賞金を稼がなければ本番の舞台に出られないという馬もいる。上位人気馬の中で見ると、ギルデッドミラーがそうだといえる。
まだ確定ではないが、ギルデッドミラーはフェブラリーSに出走できるかどうかギリギリのラインにいる。是が非でもここで賞金を積んでおきたい。
さらに、シルクレーシングのクラブの規定では、牝馬は6歳春で現役を引退することになっている。最後にフェブラリーSで有終の美を飾るためには、このレースでは負けられないのだ。
前哨戦だからといって余力を残した仕上げではなく、この馬に関しては陣営は間違いなくメイチで仕上げてくるだろう。
有力どころのレモンポップやテイエムサウスダン、ヘリオスに関しては確定ではないが問題なくフェブラリーSに出走できるだけの賞金を持っている。
そう考えるとギルデットミラーと他の有力馬には、このレースにかける本気度に大きな差がある。
G3 根岸ステークスの勝負買い目はこれだ
【買い目】
馬単流し
1着軸
⑥ギルデッドミラー
相手
②ヘリオス
⑧テイエムサウスダン
各3,000円
合計6,000円
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