確固たる主役が見当たらないまま迎える皐月賞
混戦模様が続く牡馬クラシック戦線。牝馬クラシック路線と違い、これといった主役が見つからないまま皐月賞を迎えることになった。
その中でも、共同通信杯を勝ったファントムシーフと京成杯を勝ったソールオリエンスが人気を集めると見られている。他にも、きさらぎ賞で強い勝ち方をしたフリームファクシ、スプリングSの覇者ベラジオオペラなどが登録しているが、混戦ムードということでどの馬にもチャンスがあると言っても過言ではない。
前走別成績では共同通信杯組が圧倒的好成績
前走別の成績を見てみると、好成績を残しているのが共同通信杯組だ。過去10年でイスラボニータ・デュラメンテ・ディーマジェスティ・エフフォーリア・ジオグリフの5頭が共同通信杯から皐月賞を制している。
過去10年の共同通信杯から皐月賞に参戦した馬の成績は【5・0・2・9】と半数近くが馬券に絡んでいるデータが残っている。
今年登録しているメンバーの中で、前走で共同通信杯を使ったのは以下の3頭。
・ウインオーディン
・タッチウッド
・ファントムシーフ
結果に直結する王道ローテを歩むこの3頭には要注意だ。
トライアルレース上位馬の取捨選択は?
皐月賞の優先出走権を得られるトライアルレースは3つ用意されている。今回の皐月賞はこれらのトライアルで優先出走権を掴んだ8頭全てが参戦する。このトライアル組の取捨選択に悩む人も多いだろう。
ここで、過去10年の皐月賞の前走別成績を見てもらいたい。
・弥生賞【0・5・3・33】
・スプリングS【2・1・2・31】
・若葉S【0・1・1・21】
こう見ると、どのトライアルもややパンチに欠ける成績になっている。特に若葉S組については、過去10年で馬券に絡んだ馬は2頭しかいない。今年の若葉Sは7頭立てで行われたこともあり、レースレベルに疑問が残る。このレースから参戦する2頭については、厚い信頼はおけないだろう。
上記の成績を見てみると、頭で狙うのなら前走スプリングS組、紐で狙うなら前走弥生賞組がいいだろう。
皐月賞は中穴馬の激走が目立つ
1番人気の成績が【3・1・2・4】という数字が残っている通り、人気順で収まることが多い皐月賞。2,3番人気の信頼度も高いこともあって、大きく荒れることはない。
ただし、アルアインが勝利した2017年は、9番人気→4番人気→12番人気で決まり、3連単は100万円を超えたことも。
皐月賞は8番人気や9番人気といった中穴馬が好走することがあり、こうなると配当が跳ね上がる。
・8番人気【1・1・3・5】
・9番人気【1・1・0・8】
特に、過去10年の成績を見ると8番人気馬は半数が馬券に絡んでいる。この中には、2016年にこのレースを勝利したディーマジェスティや2021年2着に入ったタイトルホルダーも含まれている。
今年は大混戦ということで、実力の割に人気が付いてこない馬がいる可能性は大いにある。8番人気、9番人気といった中穴馬の一発に賭けてみるのも面白いかもしれない。
G1 皐月賞の勝負買い目はこれだ
【買い目】
三連単1頭軸マルチ相手5頭
軸
⑦ファントムシーフ
相手
①ソールオリエンス
⑪シャザーン
⑫ダノンタッチダウン
⑮ベラジオオペラ
⑯タッチウッド
各100円 合計6,000円
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