荒れる牝馬限定ハンデ戦ターコイズS
2015年には馬券に絡んだ3頭全てが二桁人気で三連単295万円を記録するなど、荒れる重賞として知られているターコイズS。ハンデ戦らしく、配当に期待できるレースだ。
今年のこのレースの中心は、ママコチャとエリカヴィータといった3歳勢。特に、条件戦を3連勝して臨むママコチャは軽ハンデ53キロということで、人気になるのは間違いない。
この2頭に対抗するのが、去年のターコイズS勝ち馬であるミスニューヨーク。実績十分の当馬が、新鋭の2頭の勢いを抑えられるか?人気薄の台頭はあるのか?興味深いレースである。
中山実績を重視したい
過去10年の勝ち馬10頭の中で、中山での勝利経験がないのは2頭のみ。それ以外は最低でも中山で1勝は挙げている。
人気どころでは、ママコチャは一度も中山でのレース経験がない。また、スカイグルーヴも中山での勝利実績がなく、この2頭は例年のデータを照らし合わせると苦戦もありえる。
また、エリカヴィータについても、ターコイズSと同条件である、デビュー2戦目中山1600メートルフェアリーSで大敗をしている。この馬に関しても高い信頼は置けないだろう。
去年のターコイズSを制したミスニューヨークはもちろん、過去に中山1800のフラワーカップを勝利しているアブレイズなんかは、中山適性ありだと考えられる。
また、ヴィクトリアマイルでそうそうたるメンバーの中、4着に入ったローザノワールもこれまで中山で2勝を挙げている。人気を落としそうな馬なので、配当の旨味がある一頭だといえるだろう。
好成績を残しているのは4枠
過去10年で【4・3・2・10】と圧倒的好成績を残しているのが4枠だ。今年4枠に入っているのが、シャーレイポピーとレイハリア。
近2走、混合重賞で6着・7着と大きく負けているわけではないシャーレイポピーは、牝馬限定のこのレースでは面白い存在になるかもしれない。恐らく人気もそこまでせず、『横山武史×キャロット』というコンビもワクワクさせてくれる要素である。
狙い目のハンデは?
ハンデ戦になると気になるのが、当該レースのハンデ別の成績。最もいいのは53キロで過去10年【4・5・1・32】と好成績を残している。次いで54キロの【2・3・2・31】、55キロの【1・0・4・19】となっている。
このハンデ別の成績を見ると、やはり軽ハンデのママコチャやエリカヴィータといった3歳勢を完全に消すのは難しい。たとえ中山での実績がなくても、この紐で2頭は抑えておいたほうがいいだろう。
G3 ターコイズステークスの勝負買い目はこれだ
買い目予想(3連単軸一頭マルチ)
軸
⑬ミスニューヨーク
相手
②ママコチャ
⑤アブレイズ
⑦シャーレイポピー
⑫ローザノワール
⑭エリカヴィータ
各100円 合計60点、6,000円
この競馬予想サイトの最新口コミ一覧はこちら