第36回セントウルS(G3)2023年9月10日 阪神競馬場芝1200m
昨年のセントウルSは中京競馬場で行われ、1番人気のメイケイエールが好位から直線鋭く抜けて2着に2馬身半差を付けて完勝しています。
今回は4年ぶりに阪神開催となり、天候が良ければ開幕週のスピード決着が予想されます。今回は3歳馬と古馬の対決になりそうですが、抜けた存在がいないので混戦模様の一戦となるでしょう。
それではセントウルSの予想と見解をみていきます。
セントウルSは安定感ある1番人気が強い!
セントウルSの過去10年を振り返ると、人気別では1番人気が【7.3.0.0】で勝率70%、複勝率100%とほぼパーフェクトの戦績となっています。しかも、中京・阪神の開催に関わらずこの安定感ですので、1番人気は外せないといえるでしょう。
2番人気は【1.3.2.4】で勝率10%、複勝率60%とこちらも馬券的には安定感があります。
同コースの過去1年における種牡馬成績では、ビッグアーサーが【5.3.4.10】で勝率22.7%、複勝率54.5%とさすがの安定感を誇ります。ロードカナロアが【5.7.1.33】で勝率10%、複勝率26%で続いています。
同コースの過去1年における騎手成績では、武豊騎手が【7.4.3.15】で勝率24.1%、複勝率48.3%と好成績です。藤岡康太騎手が【6.5.1.28】で勝率15%、複勝率30%。岩田望来騎手が【4.4.5.27】で勝率10%、複勝率32.5%で続きます。
セントウルSの予想印と該当馬の特徴
◎ビッグシーザー
〇アグリ
▲ジャングロ
△スマートクラージュ
◎ビッグシーザー 4枠6番 牡3 幸英明 55キロ
前走:葵S 3着 父:ビッグアーサー
3歳馬のビッグシーザーを本命にします。前走はモズメイメイのロケットスタートにやられましたが、スピード能力は3歳馬の中でも抜けています。同コースもマーガレットSで完勝しており、休み明けでも勢いあるだけに期待です。
追切では坂路で51.4-12.1秒と休み明けでも仕上がりは抜群といえます。
〇アグリ 5枠8番 牡4 横山典弘 57キロ
前走:チェアマンズSP 5着 父:カラヴァツジオ
春は4連勝で阪急杯を勝利し、高松宮記念では不利や馬場の影響もあって7着に敗れています。スプリント戦でも十分対応可能となり、香港遠征の疲れも見せずに順調をキープしています。スムーズならあっさり勝ってもおかしくないでしょう。
追切では坂路で53.9-12.0秒と迫力ある動きで好調です。
▲ジャングロ 3枠5番 牡4 武豊 57キロ
前走:アイビスSD 6着 父:More Than Ready
前走は約1年以上もの休み明けで直線競馬ながらも6着と存在感を見せつけました。3歳時にはNZTを勝ち、同コースのマーガレットSも好位から抜け出して勝利しています。叩き2走目で距離延長の今回は、前走以上のパフォーマンスが期待できるでしょう。
追切では坂路で52.4-12.1秒と軽快な動きを見せており、逆転まであり得そうです。
△スマートクラージュ 8枠14番 牡6 岩田望来 57キロ
前走:CBC賞 3着 父:ディープインパクト
なかなか重賞に手が届きませんが、昨秋の京阪杯でも3着と同コースは問題ありません。今回大外枠になったのがどうかも、スッと好位に付ければ馬券圏内も十分狙えます。
追切では坂路で53.2-11.6秒と末脚の切れ味も素晴らしいデキです。
G3 セントウルSの勝負買い目はこれだ
混戦模様のセントウルSはBOX馬券で勝負します。
・馬連BOX…6点
・ワイドBOX…6点
・3連複BOX…4点
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