【中山競馬場】中央競馬無料買い目予想「G3 ダービー卿チャレンジトロフィー」（2023年4月2日）

荒れるハンデ重賞ダービー卿CT

ハンデ重賞かつ、中山外回り1600mという特殊なコースで行われるダービー卿CT。荒れやすいレースであり、去年は11番人気タイムトゥヘブンが1着、2着には12番人気フォルコメンが入り三連単は55万円という配当に。

荒れる原因としては、1,2番人気がなかなか結果を出せないところにある。1,2番人気が揃って馬券に絡んだことは2013年以降一度もない。ハンデ重賞らしく人気の低い馬の激走も見られ、予想は難解だといえるだろう。

今年のメンバーを見ても、前走で勝利を飾った馬は2頭のみ。これといった馬も見当たらず、今年も荒れる可能性は非常に高いと考えられる。

前走別の成績を見てみると、結果を出せているのが同じ中山2500mで行われる有馬記念組だ。過去10年で【3・3・3・8】と好成績を残している。特に2016年は前走有馬記念組で1～3着を独占するなど、有馬記念組はさすがに外せない。

今年のメンバーで前走有馬記念を走ったのが、タイトルホルダーとボッケリーニの2頭。前年の日経賞の1,2着馬ということで、ここは素直に逆らわないほうがいいだろう。

1コーナーを周った辺りがスタート地点という、独特なコースとなっている中山1600ｍ。このコースはとにかく外枠の成績が奮わない。過去10年のこのレースの枠順別の成績を見ても、外枠は大きなハンデだと思っていいだろう。

・1枠【2・1・1・16】
・2枠【3・1・1・15】
・3枠【0・3・2・15】
・4枠【0・0・1・19】
・5枠【4・1・3・12】
・6枠【0・2・0・18】
・7枠【1・1・1・17】
・8枠【0・1・1・17】

過去10年の枠順別データを見ると買えるのは5枠までで、それ以上外になってしまうと厳しいものがある。コースの形状を鑑みると、外枠に前目で競馬する馬が入ってしまったときは、それだけで疑ってかかったほうがいいだろう。

また、4枠も成績が奮っていないという点も頭の中に入れておきたい。枠順を意識するのなら、1～3、5枠を狙いたいところだ。

ハンデ戦ということで、重賞常連組と条件戦を勝ち上がってきた馬、どちらを選べばいいか悩む人も多いだろう。基本的に重賞常連組はハンデが重くなりやすく、逆に条件戦を勝ち上がってきた馬は軽くなりやすい。

ダービー卿CTは、前走3勝クラス（旧1600万円下）を勝ってこのレースに臨む馬の成績がものすごくいいというデータが残っている。【5・1・1・9】と、前走3勝クラスを勝った馬が5勝も挙げている。

今年のメンバーの中ではレッドモンレーヴが3勝クラスを勝ってこのレースに臨む。鞍上はウシュバテソーロでドバイWCを制した川田将雅ということもあり、狙ってみるのも面白いだろう。条件戦を勝ち上がってきた馬が、重賞常連組を食うという構図が今年も見られるかもしれない。

【買い目】
三連単1頭軸マルチ相手5頭

軸
③レッドモンレーヴ

相手
④ジャスティンカフェ
⑤スカーフェイス
⑥ミスニューヨーク
⑨マテンロウオリオン
⑪ウイングレイテスト

各100円　合計6,000円