第30回函館スプリントステークス(G3)2023年6月11日 函館競馬場 芝1200m
昨年は1番人気の3歳牝馬ナムラクレアが、好位から抜け出して差し切り勝ちを収めています。50キロのアドバンテージを活かしており、3着には13番人気の大穴タイセイアベニールが後方一気で追い込んでいます。
別邸戦ながら古馬と3歳馬の斤量差がハンデ戦のようでもあり、サマースプリントシリーズの開幕戦でもあるので注目度の高いレースです。
それでは函館スプリントステークスの予想と特徴をみていきましょう。
斤量面で有利な3歳馬が活躍し、基本的に先行馬から
函館スプリントステークスの過去10年における世代別の成績は、3歳馬が【3.2.2.11】と勝率16.7%、複勝率38.9%で好走が目立ちます。4歳馬は【2.2.3.15】で勝率9.1%、複勝率31.8%と続き、5歳馬が【3.3.3.40】で勝率6.1%、複勝率18.4%となっています。
出走頭数が多い5歳馬も負けていませんが、割合的には3歳馬が有利といえそうです。
脚質的には逃げ馬が【3.1.1.5】と勝率30%、複勝率50%。先行馬が【4.3.2.27】で勝率11.1%、複勝率25.0%。差し馬が【2.4.2.42】で勝率4.0%、複勝率16.0%。追い込み馬が【1.2.5.42】で勝率2.0%、複勝率16.0%となっています。
小回りで開幕週ということから、基本的に先行勢が有利といえるでしょう。
予想印と該当馬の特徴
◎ブトンドール
〇ウォーターナビレラ
▲トウシンマカオ
△ジュビリーヘッド
◎ブトンドール 牝3 7枠13番 52キロ 池添謙一
前走桜花賞9着 父ビッグアーサー
昨年の函館2歳Sの勝ち馬で、洋芝適正も十分あります。前走の桜花賞は9着に敗れていますが、4着馬とのタイム差は0.3秒とそれほど負けていません。斤量を活かして豪脚を期待できるでしょう。
追切は函館芝コースを67.4-11.6秒と仕上がりは万全です。
〇ウォーターナビレラ 牝4 3枠6番 55キロ 武豊
前走高松宮記念16着 父シルバーテースト
初のスプリント戦となった前走は、G1で不良馬場と大幅馬体減もあって参考外。G3の今回は先行力を生かしたスピードで好位から抜け出したいところ。昨年の桜花賞ではハナ差の2着と大舞台での底力も見ものです。
追切は函館芝コースで66.2-11.3秒と軽快な動きを見せています。
▲トウシンマカオ 牡4 1枠1番 58キロ 鮫島克駿
前走高松宮記念15着 父ビッグアーサー
前走はスタートから後手を踏み、終始後方のまま見せ場のないレースとなってしまいました。昨年は3歳馬ながら京阪杯で古馬に完勝し、高いスプリント適正を見せています。スタートまともなら勝ち負けまで可能でしょう。
追切は函館芝コースを61.1-11.2秒とパワフルな動きで好調キープです。
△ジュビリーヘッド 牡6 4枠7番 57キロ 西村淳也
前走春雷S9着 父ロードカナロア
昨年は7番人気ながら2着に入り、重賞戦線で活躍できるポテンシャルを見せています。函館芝1200mは3戦してすべて2着となっており、このコースへの適正は高いといえます。
追切は函館芝コースを67.6-11.9秒とスピードは上位の動きです。
G3 函館スプリントSの勝負買い目はこれだ
混戦模様なので馬券はワイドも絡めたBOXがメインです。
単勝◎1点
馬連BOX計6点
ワイドBOX計6点
3連複BOX計4点
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