波乱度が高い桜花賞トライアルフィリーズレビュー
比較的配当が落ち着きやすい3歳重賞の中でも、高配当が付くことが多いフィリーズレビュー。同じ桜花賞トライアルレースであるチューリップ賞と比べると、フィリーズレビューは人気薄の激走が目立つ。2014年には3連単の配当が175万円をついたり、二桁台の人気の馬が馬券に絡んだりと、荒れることが多い。
今年はブトンドールとリバーラという重賞馬2頭が参戦するも、どちらも前走阪神JFを大敗。人気を集めそうな2頭ではあるが、信頼度は低いといえるだろう。例年通り、今年も波乱のレースになると予想する。
ノーザンファーム生産馬が苦手とするレース
3歳の春に行われる重賞といえば、ノーザンファーム生産馬が活躍することが多い。来週行われるスプリングSを例にとると、ノーザンファーム生産馬は過去10年で【3・4・3・21】と好成績を残している。
しかし、フィリーズレビューでは【1・1・2・24】と成績が奮わないのだ。28頭出走して馬券に絡んだ馬が4頭というのは、天下のノーザンファームとしては、不甲斐ない成績だといえるだろう。
今年出走するノーザンファーム生産馬は3頭。
・イコノスタシス
・ブトンドール
・ランフリーバンクス
重賞を勝っているブトンドールは恐らく人気を集める存在になる。このデータを見ると、少しばかり買いづらくなってしまう。
前走から距離延長組が大苦戦
1400mで行われるフィリーズレビュー。前走の距離別成績で明暗が分かれている。
・前走1200m【0・0・1・34】
・前走1400m【4・2・4・55】
・前走1600m【7・7・5・49】
これを見てわかる通り、前走で1200mを走った馬のフィリーズレビューでの成績がすこぶる悪い。過去10年で35頭走って3着が一度だけというのは、大苦戦といっていいだろう。
1200mのレースを使って、ここに挑む馬は今年は5頭登録している。
・エコロアイ
・ジューンオレンジ
・ニシノトキメキ
・マルモリディライト
・ルーフ
これらの馬にとっては、かなり不利なデータが残っている。過去10年のこのレースでの前走別の成績を見るのなら、1600mからこのレースに向かってくる距離短縮組を買いたい。
8番人気馬の一発に期待
過去のフィリーズレビューを見ると、8番人気の勝率が高いことがわかる。2021年にはシゲルピンクルビーが勝つなど、過去10年で8番人気の馬が3勝も挙げている。
【3・0・0・7】と馬券に絡む馬は多くはないが、一発を秘めているともいえる。レース直前にどの馬が8番人気になるのかは、しっかりチェックしておいたほうがいいだろう。
G3 チューリップ賞の勝負買い目はこれだ
【買い目】
3連単マルチ軸1頭相手5頭
軸
⑥リバーラ
相手
⑦ポリーフォリア
⑩トラベログ
⑫シンクザットソング
⑮ムーンプローブ
⑱ランフリーバンクス
1点100円 合計6,000円
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