堅い決着が多い京成杯
中山競馬場芝2000m、皐月賞と同じ舞台で行われる京成杯。なかなかクラシックで活躍するような馬は輩出できていないが、ここで賞金を稼ぐことで余裕を持った調整ができるため、クラシックを見据えた馬たちが始動するレースとしても知られている。
2022年は6番人気オニャンコポンが勝利、3着にも人気薄の馬が入り、三連単32万円という配当になったが、基本的に堅いレースとして知られている。
過去10年で三連単の配当が10万円以上ついたことは2度しかない。今年は頭数自体が多くないので、大きく荒れるとは考えにくいだろう。
キャリア3戦の馬が強い
2歳や3歳のレースでは、その馬のこれまでのレース経験が大変重要になる。過去10年のキャリア別のデータを見ると、最も強いのがキャリア3戦の馬だ。
・1戦【3・1・3・13】
・2戦【1・3・3・31】
・3戦【5・5・2・30】
・4戦【1・1・0・9】
・5戦以上【0・0・2・29】
というように、キャリア3戦の馬は42頭中12頭が馬券に絡んでいる。今年のメンバーの中でキャリア3戦なのが、セブンマジシャンとサヴォーナ。人気になりそうなルメール騎乗のセブンズマジシャンにとっては好材料になるだろう。
逆に、キャリア3戦を超えてしまうと一気に成績が悪くなる。今年の京成杯出走馬の中で、すでに4戦以上走っているのは以下の馬たち。
・オメガリッチマン
・グラニット
・シーウィザード
・シルバースペード
・シルヴァーデューク
上記の馬たちには少し厳しいデータが残っている。
馬券に絡むのは関東馬2頭、関西馬1頭のパターンが多い
2017年から6年連続関東馬が勝利。京成杯は関東馬が強いレースとしても知られている。
しかし、関西馬が全く馬券に絡まないわけでもない。過去10年のデータを見ると、【関東馬2頭・関西馬1頭】というパターンが7回もある。
今年の京成杯は関東馬が5頭、関西馬が4頭参戦する。三連系の馬券を買うのなら、このパターンを頭の中に入れておくのがいいだろう。
頭候補はデビュー戦をすんなり勝ってきた馬
過去10年のデータを見ると、勝ち馬10頭中、8頭がデビュー戦で勝利を飾っている。デビュー戦で苦戦を強いられるような馬は、このレースでは勝ちきれないことが多い。
今年の出走馬の中で勝利でデビューを飾った馬は、
・シーウィザード
・シャンパンカラー
・セブンマジシャン
・ソールオリエンス
の4頭のみ。この4頭は頭で狙ってもいい馬だといえるだろう。
G3 京成杯の勝負買い目はこれだ
【買い目】
馬単1着⑦セブンマジシャン
相手④ソールオリエンス⑨シャンパンカラー
2点各3,000円 合計6,000円
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