第59回函館記念(G3)2023年7月16日 函館競馬場芝2000m
昨年はダートで活躍していた白毛馬のハヤヤッコが、好位からまくって差し切り勝ちを収めました。雨によって馬場が荒れており、かなり力のいる馬場になったのが好走の要因といえます。
今年は連覇を狙うハヤヤッコに巴賞の上位組が虎視眈々と重賞制覇を狙います。
それでは函館記念の予想と見解を見ていきましょう。
荒れる函館記念は巴賞の巻き返しに注目
函館記念は過去10年のデータでみると、3連複はすべて万馬券となっているほど荒れているレースといえます。伝統のハンデ戦でもあり、人気も割れる傾向が多くあります。
小回りコースだけに、脚質的に先行馬が有利といえます。
前走成績で面白いのが巴賞です。巴賞の勝ち馬と2着馬はこのレースで連対していません。一見同じ函館戦というので関連性がありそうですが、ハンデに加担されるのでなかなか好走が難しいようです。
逆にハンデが据え置きとなっている巴賞での巻き返し馬に注目したいところでしょう。
また、週末も雨模様ですので、馬場の悪化が懸念されます。かなりタフなレースとなりそうで、スピード一辺倒では難しいといえます。
予想印と該当馬の特徴
テーオーシリウス
〇ルビーカサブランカ
▲アラタ
△ドーブネ
◎テーオーシリウス 牡5 55キロ 藤岡佑介
前走:巴賞 3着 父:ジャスタウェイ
母:ハロースカーレット
母父:シンボリクリスエス
前走の巴賞は積極的に逃げるも、先行馬にマークされる厳しい展開。もう少しスムーズなら結果も変わっていたといえます。精神面でも成長していますが、滞在競馬は合っていそうで2キロ減の今回は逆転まで可能です。
追切では函館Wで
〇ルビーカサブランカ 牝6 55キロ 吉田隼人
前走:巴賞 5着 父:キングカメハメハ
前走は牝馬ながら57キロを背負ってコンマ5秒差の5着とそれほど負けていません。休み明けの点を踏まえても好走しており、叩き2走目で巻き返しは十分可能でしょう。
追切は函館芝で69.6-11.1秒と軽快な動きで好調キープしています。
▲アラタ 牡6 58キロ 横山武史
前走:巴賞 1着 父:キングカメハメハ
前走は好位追走から流れに乗って差し切り、重賞での好走続きはフロックではないものでした。オープンでは一枚上手で、今回は斤量の変化もなく、休み明けを使った反動なければ勝ち負けまであるでしょう。
追切は函館Wで67.4-12.2秒と疲れも見せず元気いっぱいです。
△ドーブネ 牡4 57キロ 武豊
前走:巴賞 2着 父:ディープインパクト
思い切って逃げなかった前走も一瞬は勝ち切るかと思われましたが、最後は勝ち馬の決め手にやられています。先行力はここでも魅力なので、あとは馬場の悪化がどこまで耐えられるかでしょう。
追切は函館Wで65.8-12.9秒とまずまずの動きを見せています。
G3 函館記念の勝負買い目はこれだ
荒れ模様なので買い目はBOX馬券がメインです。
馬連BOXで計6点
ワイドBOXで計6点
3連複BOXで計4点
3連単は軸1頭流しマルチで◎から各印へ計18点
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