競馬用語辞典(な行)
競馬に関する専門用語のご紹介です。
50音順一覧
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内国産馬(ないこくさんば)
日本国内で生まれた馬ということ。日本で生まれても外国で種付けされたものは持ち込み馬(外国産馬と同じ扱いの時期もあった)というが、昭和59年からは内国産馬の扱いをうけることとなった。
また、種付けのため外国に一時的に輸出された牝馬(日本軽種馬登録協会の繁殖登録を受けているもの)が輸出される前に日本で種付けして受胎している場合に、外国で生まれた子供を当歳の12月31日までに輸入した際には内国産馬となる。 なお、マル混レース以外には外国産馬は出走できないことになっている。
流し買い
ある1頭の馬、あるいは枠を中心に、そこから他の馬(枠)に馬券を買う方法で、例えば1番の馬からなら1-2、1-3、1-4……という買い方をいう。
また中心にした馬(枠)から全部の馬(枠)に流し買いをするとき、“総流し”と言っている。「穴馬を見つけたら流せ」という格言もあり、大穴馬券をとる秘訣のひとつともいえる。
逃げ馬(にげうま)
スタートダッシュが良く、逃げて勝負をする馬。逃げて勝つことを“逃げ切り”といい、逃げて渋太く踏ん張ることを“逃げ粘る”という。
周囲を気にする馬がハナを切ると力を出せるようになることはよくあり、前走で揉まれてサッパリで人気を落とした馬が、ハナを切って一変することがある。
入着馬(にゅうちゃくば)
本賞金といわれている5着までの賞金を獲得する馬のこと。
しかし、成績の上では普通1~3着までを入着と見なし、4着以下は着外という扱いをしていることが多い。本誌成績欄も4着以下は着外としている。
主取り(ぬしとり)
セリ取り引きにおいて出場した馬に買い手がつかなかったり、また価格が生産者(売り主)の希望に満たないとき、生産者が値段をつけて引き取っていくことをいう。
年度代表馬(ねんどだいひょうば)
その年度に活躍した馬で、報道関係者の投票をもとに決定される。得票数が3分の1に達する馬がいない場合、最多得票馬についてのみ選考委員会が審議して決定される。
日本中央競馬会の主催により、各部門(2歳牡馬、2歳牝馬、3歳牡馬、3歳牝馬、4歳以上牡馬、4歳以上牝馬、短距離馬、ダートホース、障害馬)の最優秀馬の中から選ばれる。
ノミ屋
私設馬券屋のこと。競馬法では勝ち馬投票類似の行為を業として、勝ち馬投票券の購入の委託を受け、または財産上の利益を図る目的をもって、不特定者から勝ち馬投票券購入の委託を受けた違反者は、5年以下の懲役または500万円以下の罰金に処せられる。
ファンもこれを利用した者は罰せられるので注意したい。
主取り(ぬしとり)
セリ取り引きにおいて出場した馬に買い手がつかなかったり、また価格が生産者(売り主)の希望に満たないとき、生産者が値段をつけて引き取っていくことをいう。
年度代表馬(ねんどだいひょうば)
その年度に活躍した馬で、報道関係者の投票をもとに決定される。得票数が3分の1に達する馬がいない場合、最多得票馬についてのみ選考委員会が審議して決定される。
日本中央競馬会の主催により、各部門(2歳牡馬、2歳牝馬、3歳牡馬、3歳牝馬、4歳以上牡馬、4歳以上牝馬、短距離馬、ダートホース、障害馬)の最優秀馬の中から選ばれる。
乗り込む(のりこむ)
「中間順調に乗り込んで……」などと使われるように調教を十分に積むことをいう。丹念に調教課程をこなし(急仕上げにならないように)、仕上げていくことを指す場合が多く、休み明けや初出走の馬の状態を判断するとき、乗り込んでいるかどうかがポイントとなる。
また“長目を乗り込む”という言葉もあるが、これは調教においてキャンターを長目に踏む(距離を長く乗る)ことをいい、実戦に行って息が保つように鍛えることである。